「 布おむつ 」と聞くと面倒臭そう。。。汚そう。。。お金かかりそう。。。赤ちゃんの育児に手がいっぱいなのにわざわざ仕事を増やすの?!という感情が襲ってくる方が多いのではないでしょうか?
私はそうでした。
赤ちゃんが産まれる前に母親に勧められた時は完全に拒否反応が出て、ちょっと調べてみたものの難しそうで混乱して紙おむつで育児を始めました。
私の赤ちゃんはびっくりするほど肌が弱くてアトピーも出るし、直ぐに荒れちゃいます。藁にもすがる思いで 布おむつ に手を出したのも酷いおむつかぶれが2ヶ月以上治らなかったからでした。
布おむつ 、奥が深すぎるので初心者の私には解説しきれないので、私の経験談だけ書かせていただきます。
「とりあえずこれを揃えたら 布おむつ が使える」というところまでは行けると思います。
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使ってみた 布おむつ のタイプ
布おむつ にも色々タイプがあってまた混乱しました。
まだあまり詳しくないのですが、数ヶ月使ってみて私の理解を説明してみます。
根本的には尿を吸収する insert と防水の cover で出来上がってるようです。
このブログによると9個 布おむつ のタイプがあるようです。この中で私は「 pocket diaper 」と「 prefold diaper 」を使っています。
Pocket Diaper
いちばん主流なのがボタンがたくさんついている「ワンサイズ (one size)」で成長するとともにフィットを変えていくタイプのようです。このタイプは生理ナプキンに似た布のパッドを敷くか中に入れて尿を吸収します。中に敷く布パッドを紙パッドにするとハイブリッドタイプになって片付けが簡単になります。
「ポケット」にパッドを入れるので pocket diaper と呼ばれてるようです。
うちはこれを最初に買ってみて試しました。2ヶ月以上治らなかったおむつかぶれが数時間後には半分消えて感動しました。一番驚いたのがおむつの中でおしっこしてもお尻がずっと乾いている事でした。
色々なブランドがある中、また混乱してきたので色々調べたのち質がいいと書いてあった「 charlie banana 」というブランドを購入することにしました。
布おむつ は紙おむつほど水分を吸い取れないので2−3時間おきにおむつ替えをしないといけません。なので紙おむつより多い枚数が必要になります。うちは6個入りを2セット買ってやっと安定しました。
おむつ替えの際、パッドもカバーも両方替えます。
Prefold Diaper
アメコミなどでお馴染みの白い布をピンでとめているタイプの 布おむつ は今でも使われていると知った時衝撃を受けました。ただやはり危ないので安全ピンの代わりに「 snappi 」というプラスチックのクリップを使います。
Prefold とは「先に畳んである・折ってある」という意味で、ミシンで3当分にされている布です。Prefold されていないものは完全に「ただの布」です。真ん中が厚くなっていて、吸収性を高めているようです!
昔使っていた 布おむつ に近いのでメリットとしては、薄い・汗疹にならない、です。デメリットとして、カバーが必要、一枚の布だから脱げないようにとめたりするのに手間がかかる、があります。
Pocket diaper と違って尿や糞がカバーにつかない限り使いまわせるので(と言っても2、3回が限界ですが)カバーをオムツ替えの回数分買わなくていいのもメリットです!
私たちは pocket diaper でお尻の部分は満足してたのですが、暑くなってくると布に当たっているお腹の部分が汗疹になってきたので、100% コットンの prefold cloth diapers をひいてみることにしました。おかげで汗疹もなくなりましたが、ちょっと外出は難しい格好になりますw
カバーを別に買うのも勿体無いのでパッドを入れていない pocket diaper をそのままカバーとして使いました。
Prefold diapers を使う際に揃える物:
- cotton prefold cloth diapers: 私は100% コットンにこだわったのですが、色々なタイプがあります。「ただの布」なのでタオルとしても使えます。
- snappi cloth diaper fasteners: 安全ピンの代わりに 布おむつ をとめてくれます。
- 防水カバー: prefold はただの布なので漏れ防止に防水カバーが必要です。
「 布おむつ 」スターター一式
「試してみたいけどまず何を揃えたらいいの?」からわからなかった 布おむつ チャレンジ。そこから悩んでる方も多いと思うので、とりあえずうちが揃えたスターターセット一式を紹介します。
- 布おむつ カバー: Charlie Banana Baby Washable and Reusable Cloth Diapers, 6 Soft Pocket Diapers and 12 Absorbent Inserts, One-Size (色々なデザインから選べます!)
- 布おむつ (パッド、布): Pocket diaper だと「おむつ」のパッドなどがセットで入っています。Prefoldなどを使用する場合は別で購入します。cotton prefold cloth diapers
- 布おむつ ライナー: Bamboo Unscent Diaper Liners- Fragance Free and Chlorine Free(うんちがおむつと接触するのを防いでくれる優れもの;お片付けがすごく簡単になります)
- 防臭ゴミ箱: Ubbi Steel Odor Locking, No Special Bag Required Money Saving, Awards-Winning, Modern Design, Registry Must-Have Diaper Pail(これは 布おむつ でも紙おむつでも要課金アイテムです)
- 汚いおむつ 入れ:これは私は家にあった入れ物を使ってますが、バケツに酢を入れてつけたりなど色々方法はあります。自分のスタイルと合った方法で処理することをお勧めします(このブログを参考にしました)。うちは猫がいるし、赤ちゃんはハイハイし始めてなんでも手を出すので蓋がついてる水が入ってないオプションに baking soda を撒くタイプにしました。
- Baking Soda: Arm & Hammer Baking Soda(臭いを消したり防臭に役立つアイテムです。)
「 布おむつ 」初心者としての感想
- くそたけぇ。。。初期費用は$250~300ぐらいだった気がします。
- うんちライナー、Target Up&Up のおむつぐらいする。。。(初回は charlie banana 純正の poop liner を買ってたので一枚 $0.13 してましたw 今はブランドを変えたので一枚$0.06に抑えられてます)でも課金する価値めちゃくちゃあります
- 片付けはそこまで大変じゃなかった(布やパッドの吸収力がすごいのでぐしょぐしょとかあまりなく、快適におむつ替えができます)
- 慣れたらそこまで余分にストレスはかからない
- 洗濯は増える(毎晩溜めた分を洗う)
- 別に臭くない!(うんちはライナーでキャッチしてトイレへGOで、残りは防臭の箱に入れてちょっと気になったら baking soda を撒くと良いです)
- めっちゃ可愛い。。。。
- 生後4ヶ月ぐらいから始めたからストレス少なく続けれたけど、やっぱり新生児時代から自分にプレッシャーかけてはじめてたら続かなかったかな、と思う。
- 家では 布おむつ 、外出時や湿疹やおむつかぶれが無い時は紙おむつ、と場を選んで負担を減らすと続けられる。
- 紙おむつは Pampers の PureProtection に変えてみたら肌荒れがマシになった気がします。とにかく臭い Pampers ですが、このシリーズは無臭です(じゃあ全部無臭にしようよ。。。)
- おむつかぶれが酷い時は夜も 布おむつ でしたがやはり漏れが気になることが多かったです。落ち着いてきたら夜は紙おむつでもおむつかぶれは悪化しませんでした。
- おむつ替えする時に泣き叫ぶのでワイプを Water Wipes に変えてみたら泣かなくなりました。代わりに喜んで動き回るのでそれはそれでカオスです。
Cover image: photo by Laura Ohlman on Unsplash